乳腺、甲状腺外来

乳癌は、癌の広がりに応じて治療法を選択できます。早期癌には、センチネルリンパ節を応用した手術として、腋窩リンパ節の摘出を最小限にする手術が選択できます。乳房温存手術に内視鏡を用いることで、美容上の満足が得られています。また進行癌で、乳房再建が必要な症例には、当院の形成外科と共同で、乳房再建も行えます。
甲状腺癌の手術では、甲状腺の摘出と同時に頚部リンパ節も摘出します。

上記のような患者様に対して、安心して外来での治療を続けていただけるよう乳腺一甲状腺外来を設けています。

平成28年6月より、下記手術の施設基準を取得しました。

  • 内視鏡下甲状腺部分切除、腫瘍摘出術(K461-2)
  • 内視鏡下副甲状腺(上皮小体)線種過形成術(K464-2)

内視鏡下で手術を行うことで前頸部の皮切創を回避でき、皮下剥離範囲も少ないため痛みが少なく、傷が残りません。また、大きく切らないので、術後の頸部の違和感、感覚障害や皮膚の引きつれなどが少ない手術方法です。

(適応疾患)甲状腺腫、線腫様甲状腺腫など

ご不明な点がありましたら、下記連絡先にご連絡ください。

[電話番号]0985-51-7575(外科外来)